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今回は最近話題に事欠かない人工知能(AI)について。
AIは現在ものすごいスピードで発展しており、将来的に私たち人間にさえ悪影響を及ぼす可能性があると考えられています。
今回はそのAIによって、どのような最悪の未来が待っているのか。今までに議論されてきたいくつかの内容を紹介していきます。
シンギュラリティ(技術的特異点)とは? 2045年問題って何?
まず突然ですが、シンギュラリティ、もしくは技術的特異点という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
聞いたことだけならあるという人は結構いると思います。
Wikipediaを参照すると、
指数関数的に高度化する人工知能によって、技術が持つ問題解決能力が指数関数的に高度化することで、人類に代わって、汎用人工知能が文明の進歩の主役に躍り出る時点の事である。
参照:Wikipedia
多分、これだけでは何のこっちゃ?という感じだと思うので、もっとかみ砕いて説明していきます。
要は上で言っていることはAIがものすごいスピードで進化して、自分たちの持つ問題をものすごいスピードで解決していくことで、人類に代わって文明を支配するようになるよってことです。
そしてこのシンギュラリティは、今のところ2045年に起こると予想されており、「2045年問題」とも言われています。
ただの機械がたった30年後に人間を超えるなんて馬鹿らしい話だと思うかもしれませんが、これは人工知能の世界的権威である、レイ・カーツワイル氏も提唱しているくらいなので、あながち間違いではないかもしれません...。
人工知能(AI)によってもたらされる最悪の未来
ここまではシンギュラリティのことを説明してきましたが、当然のことながら、機械であっても人間を超える存在が登場するのは、驚異的なものであります。
以下では、シンギュラリティによって人間が陥る可能性がある、最悪の未来を紹介していきます。
AIに仕事を奪われる
AIに仕事が奪われるというのは現在もそこらで叫ばれていることなので、人によってはあまり脅威に感じないかもしれません。
現に、昔人間がやっていた単純作業などの大部分は機械に取って代わられていますからね。
しかし、汎用人工知能(人間のように十分広範囲のタスクをこなせるAI)ともなると話は別で、人間の仕事はほぼ全部奪われてしまいます。
当然ですが機械は文句を言わないし、お金を払わなくても働いてくれます。
そうなってしまうとAIに職を奪われた人達はどうやって生きていくのか。どうやって生活するのか...。色々な問題が発生してきます。
人間がAIの奴隷になる
これはかなり想像しやすいかもしれません。
AIが人間より遥かに賢くなり、自意識を持って行動し始めたら、大量に存在する人間をただの労働力として利用しだす可能性はありそうです。
個人的にはこの未来が1番嫌ですね...。
死ぬまで奴隷のように働くなんて想像するだけで嫌です。そもそもそこまでAIが発達していたら私たちが死ぬのかも謎で、永遠に奴隷となる可能性もあります。
人類滅亡
シンプルに人類滅亡の未来も考えたことがある人は多いと思います。
シンギュラリティが実現するとしたら、100%起こらないとは言えません。
高度に発達したAIが人間のことを自分達にとって邪魔な存在だと認識したら、まとめて一掃してしまう可能性は無きにしも非ずです。
AIが命令を達成するために手段を選ばなくなる
これは個人的に1番面白いと思った説です。
例えばAIに、人間を幸せにしてほしいという命令を出したとします。
それ程高度に発達していないAIならば人間が喜ぶような便利な機能を提供したり、面白いことをしたりするかもしれません。
しかし、高度に発達したAIはこの命令をもっと効果的に達成できるとことを悟ります。
人間の脳にある幸せを司る神経を刺激し続ければ、簡単に人間に快感を与え、幸せにすることができます。
しかし、この時に分泌される神経伝達物質は脳内麻薬と言われる程中毒性が高く、1度その快感を味わってしまった人間は一生AIによって脳を刺激され続けるだけの人形のような存在になってしまうと言われています。
これは最悪の未来なのかどうかは分かりませんが、ちょっと気持ち悪いですね。
まとめ
今回はシンギュラリティによって起こりうる最悪な未来について書いてきました。
汎用人工知能の完成などはまだまだ実現可能性の低いことですが、実際に近年のディープラーニング(深層学習)技術の発展によって、その実現性が今までよりも高まっているということも事実です。
皆さんもこの機会にAIやディープラーニングといった内容を勉強してみることをおすすめします。
今後も定期的にプログラミング系の記事を発信していくので、興味のある人はブックマークして見にきてくれると嬉しいです!!
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