【書評】退屈なことはPythonにやらせようーノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング

Pythonを独学で学びたい方は、UdemyのPythonコースがおすすめです。シリコンバレーの一流エンジニアが約300の動画を使って、Pythonを網羅的に教えてくれます。プログラミングスクールの10分の1以下の値段で学べるので、コスパも良しです。
※さらに30日間返金保証ありなので、実質リスクゼロ。
Python 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル

 

 

今回は最近購入したオライリーの書籍、『退屈なことはPythonにやらせようーノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング』の書評です。

 

【説明】Pythonの基礎と自動化処理の記述を学ぶことができます。

 

Pythonの文法を学んだはいいけど、どういう風に実用的な場で生かせばいいのか分からない人などは結構多いと思います。

そういう人が学習するのにぴったりの本になっているので是非この記事を一度読んで検討してみてください。

 

 

スポンサーリンク

「退屈なことはPythonにやらせよう」ってどんな本?

この本は2部構成になっていて、第1部ではPythonの基礎、第2部では処理を自動化していくためのPythonの使い方について学ぶことができます。

そして、第1部の基礎の部分も結構濃い内容になっていて、152ページが基礎の説明に割かれています。

だから、Pythonについての勉強をほとんどしたことがなく、この参考書が初めてという人でも読み進めていくことは可能だと思います。

そして、第2部では先ほど言いましたが、実用的な場でPythonを使い、処理を自動化していくための方法が網羅されています。

以降ではこの本でどんなことが学べるのかをいくつかピックアップして紹介していきます。

 

 

「退屈なことはPythonにやらせよう」で学べること(第2部:処理の自動化編)

ここでは第2部の自動化処理の部分でどういったことを学べるのかをかいつまんで紹介していきます。

 

スポンサーリンク

退屈なことはPythonにやらせよう(8章):ファイルの読み書き

この章では、Pythonを使って、指定したファイルの中身を読み込んだり、もしくはファイルに文字を書き込んだりといった操作を行います。

また、自分の作りたい場所に、新しいフォルダやファイルを作ったりすることもできます。

例えば、業務で大量のファイルを扱わなければいけない時に、手作業で1つ1つファイルを操作していると膨大な時間がかかりますが、Pythonを使用すると、一瞬で処理が終了したりするということも珍しくないです。

 

退屈なことはPythonにやらせよう(11章):Webスクレイピング

スクレイピングとは、簡単にいってしまうと、ウェブサイトなどから情報を抽出する技術です。

スクレイピングという単語だけなら聞いたことがあるという人は結構いると思います。

例えば、10000枚のネコの画像が欲しい時に、手作業でWebに転がっている画像をダウンロードしていると、アホみたいに時間がかかります。

しかし、Pythonでプログラムを組んで、スクレイピングを行えば数千枚数万枚の画像でも1人でぱっとダウンロードしてしまうことが可能です。

最近人気の機械学習をやる上でも、大量の画像収集などが必要になるので、スクレイピングは必須の技術になっています。

 

スポンサーリンク

退屈なことはPythonにやらせよう(18章):電子メールやSMSの送信

これは結構皆さんも日常的に実感できる場面が多いのではないでしょうか?

何かのWebサービスにメールアドレスを登録した時、ブロガーさんのメルマガ登録をした時など、相手から一瞬でメールの返信(テンプレ)がかえってくることがあると思います。

こういうのはPythonとは限りませんが、返信が自動で返されるようにプログラミングされているためにできることです。

そしてこの章では、Pythonを使ってメールやSMSの送信を自動化するプログラムを学ぶことができます。

是非、一度学んでみて自分のタスクに応用してみてください。

 

 

「退屈なことはPythonにやらせよう」でマイナス評価されている点

ここでは『退屈なことはPythonにやらせよう』の読者の感想を見た上でマイナスに評価されているポイントを2つ挙げていきます。

 

演習問題の解答がない

僕はオライリーの本に関しては演習を解くというよりも辞書のように使っている部分があるので、この点はさほど気にならなかったのですが、評価を見ていると、この部分でマイナスをつけている人がぼちぼちいました。

しかし、これに関してはあまり心配する必要はなくて、オライリーの本を読んでいる人は全国にたくさんいるので、ネットで検索すれば答えなんかゴロゴロ出てきます笑

 

本当の仕事などに自動化を取り入れるには内容が初歩的過ぎる

この本を読んで、ちょっとした自動化処理はPythonで書けるようになると思います。

しかし、実際の仕事などの場で使うとなると、もう少し踏み込んだ内容を勉強する必要があります。

だからあくまで、このオライリーの本では自動化処理の基本を学び、興味が出た内容についてより詳しく勉強するというのが正しい勉強法だと思います。

 

ただやはり、初心者がPythonを実務で使えるようになる上での入門書と考えると、非常に良い参考書だと思うので、今Python少し勉強したけど何していいか分からないという人には強くおすすめします。

今回紹介した参考書はこちら↓

 

まとめ

今回は『退屈なことはPythonにやらせよう』を紹介していきました。

プログラミングをして自動化処理をすることで手作業をしていた時の効率を遥かに上回ることができます。

是非、興味のある人は一度手に取ってみてください。

 

【説明】Pythonの基礎と自動化処理の記述を学ぶことができます。

 

 

人気記事▶︎【プログラミングスクール体験談】ウェブカツの評判は? | 怪しいけど就職・転職に強いって本当?

スポンサーリンク