Pythonでフォルダ(ディレクトリ)とファイルを作成する

  • 2018年9月30日
  • 2020年4月29日
  • Python
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今回はPythonでフォルダ(ディレクトリ)とファイルを作る方法について解説していきます。

 

 

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フォルダ(ディレクトリ)とファイルの関係性

まずはフォルダとファイルの関係性について見ていきましょう。

フォルダの意味は以下の通りです。

 

WindowsやMac OSで、ファイルやプログラムなどを保存しておく入れ物のこと。フォルダーを利用すると、関連するデータをカテゴリーごとに分類したり、フォルダーの中にフォルダーを作り、ファイルを階層的に管理したりできる。UNIXやMS-DOSでのディレクトリに相当する。
参照:コトバンク

 

つまり、フォルダの中にはファイルを入れることも、別のフォルダを入れることもできて、以下のような階層的な構造を作ります。

 

階層構造の起点をルートフォルダ(ルートディレクトリ)と言い、Windowsでは上のようにC:\と書きます。(Cドライブと言う)

ルートフォルダの下には階層的にフォルダやファイルが連なっています。

Windowsで左下のfile1.txtを指定したい時は次のようにバックスラッシュで (\) 区切って書きます。

C: \ Users \ minchi \ file1.txt

ちなみにMacやLinuxになると上のバックスラッシュをただのスラッシュ (/) に変えればオーケーです。

 

Pythonでフォルダ(ディレクトリ)を作成する

それではファイルを作っていく前にファイルを入れるフォルダを作っていきましょう。

 

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osモジュールをインポートする

osモジュールを使うことでOS(Windows、Linuxなど)に依存している機能を使うことができます。

主にファイルやフォルダを操作する時などに使います。

以下のようにインポートしておきましょう。

 

import os

 

makedirs関数でフォルダを作る

osモジュールをインポートしたら早速フォルダを作っていきます。

新しいフォルダを作り出い時は、osモジュールの中のmakedirs関数を使っていきます。

以下のようにしてください。

 

os.makedirs('C:\\Users\\minchi\\Pythonfolder')

makedirs関数の引数(かっこの中)では文字列でフォルダの場所を指定してあげます。

そして文字列で指定する時はバックスラッシュ (\) を2つつけてください。(¥と表示される人も\と同じなので気にしないでください。)

上の例では、ルートフォルダ(Cドライブ)の下の、フォルダUsersの下の、フォルダminchiのさらに下に新しいPythonfolderを作っています。

 

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Pythonでフォルダ(ディレクトリ)を指定してファイルを作成する

それではファイルを入れるフォルダ(Pythonfolder)も作ることができたので、次はファイルを作っていきましょう。

 

open関数のみでファイルを作成

ファイルを作るにはopen関数という関数を使っていきます。

以下のようにしてください。

 

f = open('C:\\Users\\minchi\\Pythonfolder\\hello.txt', 'w')
f.write('Hello Python!')
f.close()

 

open関数の第1引数にはファイルの場所を指定しています。上の例ではPythonfolderの下にhello.txtというファイルを新しく作っています。

第2引数のwはファイルに書き込みをするということです。

2行目ではファイルに書き込む内容を記述しています。

この辺のことは以下の記事で詳しく説明しているので参考にしてみてください。

 

【Python】ファイルの読み込み書き込みをやってみよう

最後にf.close()でファイルを閉じるのを忘れないようにしてあげてください。

hello.txtの中身を見てみると以下のようになっているはずです。

 

 

 

with文でファイルを作成

次に上とやっていることは同じですがwith文というのを使ってファイルを作成していきます。

以下のようにしてください。

 

with open('C:\\Users\\minchi\\Pythonfolder\\hello.txt', 'w') as f:
    f.write('Goodevening Python!')

with文を使うと最後に勝手にファイルを閉じてくれるので、上の例のようにいちいちf.close()でファイルを閉じる必要がありません。

2行目でhello.txtにGoodevening Python!と書き込んでいます。

上で書き込んだHello Python!は上書きされます。

それでは実行してhello.txtの中身を見てください。

 

このようになっていたら成功です。

 

まとめ

今回はPythonでフォルダ(ディレクトリ)とファイルを作っていきました。

実際にファイルを1つだけ作る場合などはわざわざPythonを使う必要もありませんが、大量に作りたい時などPythonを使えば効率化できます。

Pythonでタスクを効率化する方法は随時発信していくつもりです。

この記事が少しでも役に立ったと思ってくれた方は、ブックマークをして今後も見にきてくれると嬉しいです!

 

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